2022年05月09日

爺版・折々のことば 3

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陽気にしてるしかしゃぁ無いやんか。ほかに何ができるんちゅうんや?
このブログで何度か紹介したように、私は12歳の夏母を亡くし、俗にいう孤児となった。そんな私は祖母の妹即ち母の叔母に育てられ、大学二年を終わるまでをその家で過ごした。そんな私を町内の方々が
「善ちゃん、両親ともいないのに、いつも朗らかでええ子やなぁ。暗さみじんもないなぁ。」
と、ある意味驚嘆の言葉をくださった。そんな折私は口には出さなかったけれど、独り心の中でこんな風に繰り返したものだった。

弟子の恩ちゅうんかな。
私の大学の指導教官、
「師の恩というのもあるが、弟子の恩というのもある。」
と、よく仰ったものだ。私は今シンガポールに住んではいるが、ある夢を抱いておおよそ九年前にやって来た。ただ何をやっても上手く行かず、夢はほとんど実現しそうになく諦めていたのだが、今回弟子の一人が、夢の実現の機会を作ってくれそうで、思わず私の口をついて出たのが、このことばである。
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2022年05月08日

爺版・折々のことば 2

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これも縁やなぁ!
小学生時代以来親交を続けているY君。そのY君、生みの母とは幼少時に生き別れというのは聞いていた。40歳になった私は名古屋大学から大阪大学に転任してきて住んだのが、池田市にあるマンション。そのマンションの清掃を担当していらっしゃったおばさんと仲良くなり、その内身の上話なんぞも聞くようになって、
「なんやY君の境遇と似てるなぁ!」
と確かめたら、なんと生き別れていたという実母だったと知った。私が大阪に戻ってくる数年前に探し出して、「今は親孝行の真似事や。弟二人もおるんや。」と聞かされた。その時私の口をついて出たのがこの言葉。単なる偶然とはどうしても思えない、「Y君と私の縁」のなせる業に違いない。近年ガチャ親なんぞという流行語があるけれど、全くくだらないと私は考えている。子供はその親の事して生まれてきただけの、必然性縁があるに違いないのだから。

この世のことは、この世で解決できるもんや。
私を育ててくれた母の叔母(祖母の妹)が、よく言っていた。ただし泉州弁だったけれど。早い話難事に当たっても、くよくよするより、体を動かせという教えだったのだろうと、この歳七十三になってつくづくおもう。同じ叔母のよくいったのは、「ご飯食べるのも仕事の内。はよさっさと食べてしまいや。」という言葉。農繁期には、夕飯はともかく朝、昼はゆっくり食事をとらせてもらえなかった記憶が残っている。
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2022年05月07日

爺版・折々のことば 1

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朝日新聞の第一面に、折々のことばというコラム記事がある。
今日はこの爺も少し気取って、爺なりの折々のことばを、並べてみたい。

気象は常に異常である。
地球温暖化が話題となって、大雨が降ったり、気温が高かったりすると、マスコミ報道はついつい「異常気象」故と言いたくなるらしい。現役当時時々取材されたのは
「今年は雷が多いような気がします。地球温暖化が原因の異常気象でしょうか?」
といったこと。そんな折り天邪鬼爺は
「異常気象だったかどうかは、何年も統計を取って判ること。今年の夏だけでは、地球温暖化の影響とは結論できません。」
と言う、記者泣かせの回答で、最後に
「気象は常に異常ですよ。」
と付け加えたものである。

敵のいない奴は、味方もいない。
天邪鬼爺の弟子の中に、私が学会でしばしば論争をしているのを見て、反面教師としたのだろうか、
「私は、河崎先生のように敵を作りたくありません。実際多くの先生方から『善さんと違って、君は礼儀正しいなぁ』とほめて貰えます。」
と、言われたことがある。その時の天邪鬼爺の答えたのが、このことばである。
天邪鬼爺は、今でもあの時のことばは正しかったと信じている。
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2022年05月06日

礼儀と行儀

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シンガポールの公共交通機関は、非常によくできている。タクシーも広い意味の公共交通機関だけれど、ここではバスと地下鉄(MRT)をさしている。何が良くできているかというと、代金は利用距離制なので、MRTからバスへの乗り換えも、その逆の場合も距離加算で料金が決まる点である。極端な話、バスであれMRTであれ最後の料金が零となることもあるので、利用する我々には非常なお得感が否めない。
そんな好印象の公共機関ながら、バス停に幻滅することが多い。ターミナルの場合、乗り降りは路線ごとに決まっているので、混雑は少ないが、これが街中のバス停となると混雑がはなはだしい。つまりバス停がいくつかの路線で共有されている場合、整列乗車は全くできないから。何台か続けてバス停に到着すると、自分の乗りたいバスめがけて乗客が右往左往することになり、順番待ちなんて全く無意味になるのである。
本来、礼儀は知っているが行儀は知らないという、中華系のシンガポール人であるから、整列乗車できない環境なのだから、我先にと殺到すること請け合い。よくできている筈の公共交通機関の弱点だろうと、皮肉屋の爺はいつも冷ややかに眺めている。
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2022年05月05日

夜明け前の雷雨

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ここ数日明け方の雷雨が続いている。
昨朝というべきだろうか、午前三時半頃遠くからの雷鳴と突風があり、風きり音で仔犬のシロが目覚めて大騒ぎしていた。私自身、それでも眠気が冷めやらず、シロの吠えたてるのを子守唄代わりに、薄情なようながらそのまま寝入ってしまった。
深夜の雨は、朝の気温をさらに下げるので、ともかく清々しくて凌ぎやすく有り難い。パシリスに住んでいた頃は、パシリス駅まで歩いて通っていたのだが、今から考えるとこの時期だったのだろうか。ともかく日中ともなれば、毎日が夏だから季節感が伴わず、残念ながらどの季節だったなんぞという記憶が伴わない。このあたりが四季のある国に生まれ育った者の特権というべきだろうが、春の朝の気だるさ、夏の朝の清々しさ、秋の朝の慌ただしさ、そして冬の朝のぴんと張り詰めた緊張感らが、より一層季節の移ろいと併せて記憶を残してくれるのである。
翻ってこの地シンガポール、毎日が夏で、毎日のように雷雨があるからだろう、季節感が甚だ乏しい。わずかに11月から12月にかけては、雨天が多くそれなりにひんやりとしているので、この地の人に生まれ育った人たちにとっては、ちょっとした「冬」らしいのだが、この点に関しては、私も納得できる季節感であろう。
とまああれこれ思案を巡らしながら、
「夜明け前の雷雨今日はどうなるだろう??」
と考えながら床に就く次第である。
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posted by zen at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2022年05月04日

気懸りな事

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みどりの日
ウクライナの事、知床での観光船沈没の事、人の噂も75日というわけでもなかろうが、二つの事件とも、新聞報道やテレビニュースでの取り扱い、何やらインパクトが感じられなくなってきている。
まずウクライナ、侵略戦争がある意味では日常化してしまったからかもしれない。ただここは粘り強く、侵略戦争の即時中断を主張すべきというのが、この爺の切なる願い。ウクライナ大統領ゼレンスキー氏の威勢の良い徹底抗戦は、爺には納得できない。この調子では、侵略戦争が長期化しそうな気もするが、いやはや困ったことである。正直困ったという以外の表現法はない。西側陣営からのウクライナへの武器供与は、武器製造の会社をもうけさせるだけ。ロシアに非のあることは認めたうえで、なぜ侵略戦争の即時中断を、世界の指導者達は要求できない。ロシアを非難することは良いとして、仲間外れにしてはいけないと、爺は主張したい。
次に遊覧船の遭難事故。判断の誤りが、結局26人の犠牲者を出すことになった。現時点で12名が行方不明と聞いてはいるが、10日以上も経っての生存確率は低かろう。先日沈没した遊覧船の船室にテレビカメラを入れて捜索とあったが、残念ながら誰も発見できなかったと聞く。この事故がこのままフェードアウトしないように、記者さんしっかり目ぇひからせてや!
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posted by zen at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2022年05月03日

犬や猫の名前認識

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ネット新聞で、ちょっとおもしろい記事を見かけた。
京都大学のあるグループの研究で、複数の猫を飼っているとき、猫達は自分自身以外の他の猫の名前を認識しているらしいというのである。まぁ外国の専門誌への投稿ということで、記事だけでは詳細は判らないものの、私の飼っているプードル達と比較して、ちょっと不思議に思った。ちなみに現在は母犬、娘仔犬の二匹を買っているのだが、彼女達は自身の名前に加え、母は娘の娘は母の名前を確実に認識している。
例えば
「あ母さんのアリスは、お座りできるよ!」
と煽ってやると、母犬を一瞥やがて腰を下ろしてお座りの姿勢をとるといった具合。
餌を与えるときも、
「アリス、良し!」
の掛け声で、アリスは餌を食べ始めるが、娘仔犬のシロは黙って待っている。
それどころか、
「これはアリスの、これはシロの。」
との声かけで、私の眼が届いてる範囲では、それぞれが領分をきちんと守る。
まぁ犬と猫の違いがあるのかもしれないけれど、一度原著論文を見てみたい気がしている。

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posted by zen at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2022年05月02日

10年前の今頃は

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八十八夜

定年まで一年を割ってしまった10年前の今頃、当時は未だエジプト・アレキサンドリアに赴任中だった。以下はその頃(5月6日の無いようである。


日本では昨日午後11時頃,原子力発電所の稼働台数が0となった由。
そして原子力発電による電力が0となるのは,1970年以来との事である。
御常連様は1970年と聞いて
「その時の電力は何処に送られたの?」
と,疑問には思われないだろうか。
実は私達団塊の世代にとって,実に想い出深いあの大阪・吹田万博に送電されたのが1970年の事で,商用としては我が国最初の事なのである。ここで,ことさらあのという接頭辞まで付けて申し上げるのにはそれだけの理由がある。
青臭い言い回しながら,私達団塊の世代は吹田万博で,大いに啓発された。当時私は大学2年生で,万博会場が大学キャンパスの隣という地の利もあって何度か訪れ,大学生ながらに近未来技術を目の当たりに見て,大いに触発され
「あんな未来を実現する一人になるのだ!」
と考えたものである。そしてそれぞれ口にこそ出さなかったけれど,似た様な印象を持った同年輩の仲間も少なくなかろうと確信している。それが,第二次大戦から復興し高度経済成長を成し遂げた諸先輩方から手渡された我が国を,オイルショックを乗り越え電子立国日本として世界一・二の経済大国に押し上げる原動力であったというのが私の理解である。原子力発電所の話の筈が,えらく本題からずれてしまった。
さて我が国の原子力発電所稼働0の話である。
昨年3・11の地震,津波発生による福島原子力発電所の事故以来,原子力の安全性が種々取り沙汰され,現時点では否定的な意見が強い。実際あれだけの事故を起こしたのだから,当然と言えば当然かもしれない。
ただと天の邪鬼の私は思う。私自身,原子力発電に関しては完全な安全は無いと常々考えてきていたし,いずれ失くさざるを得ないとの持論を持っている。だから原子力発電に依存しないための長期展望を,皆で考える事には肯定的だけれど,今日の原子力極悪説にはなんとなく不可解なものを感じてならない。確かに政府の態度も納得できないけれど,それを批難する野党や地方自治体首長連合の態度にも納得できないものがある。だからと言って,私自身に提案すべき解答のないのも事実たけれど・・・。
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2022年05月01日

黄金週間の思い出

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皐月朔日、そしてメーデー

この時期、黄金週間の頃になるとふと思い出すのは、三連休のあった昭和33年5月3日(土)から5月5日(月)の事。あの当時は土曜日は未だ半ドンだったし、ハッピーマンデーなんぞという有難い制度もなかった。だから3日の憲法記念日、5日の子供の日が日曜をはさんで三連休となった。三連休という言葉はともかく、私はあの年、三日も続けての休みが、春休みや夏休み以外にもあることを知った。こういった曜日の感覚を、意識するようになったということで、ある種の成長だったかも知れない。
私は当時小学4年生、母も体調を悪くする前のことであったが、老人性の痴呆症が始まっていた祖母を一人置いての遠出はあり得なかったのだろう。年の初めにカレンダーで見つけた5月始めの三連休だったのに、私には退屈して過ごしたかすかな記憶しか残っていない。
当時の遊び仲間といえば、向かいのT君、ただ彼の母上の実家が神戸だったので、多分出かけていたのだろう。この73歳の今日一番の親友Y君とはまだ当時そんなにも親しくもなかった。さらに一歳年上の母の従弟Hちゃんと一緒に時間をつぶすことが多かったのに、なぜかあの三連休は私は自宅に居続けていたのである。
後になってある程度世の中が判ってくるようになって
「あれが母子家庭の、悲哀だったのだろう。」
と、私なりに気付くことになる。多分高校生になっていたろうか・・・。
同情を買うつもりで書くわけではないが、私には幼少時の黄金週間の楽しい思い出が無い。つまり母子家庭の寂しさを、母は私に感じさせなかったというべきかも知れないのである。あるいは私自身、生来の能天気だったのかもしれないが・・。
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2022年04月30日

海底のKAZU1

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卯月晦日
知床で沈んでしまった遊覧船を引き上げるには、100億円の費用が掛かるそうだ。100億円となれば、遊覧船の会社一社ではとてもまかないきれないだろう。こんな時は、国が代わって引き上げるのだろうか?現時点では行方不明者が未だ12名おり、だからそのままにしておくわけにはいかないだろうから・・・。
報道によれば、沈んでしまった遊覧船は、本来瀬戸内海で使用される仕様らしい。低気圧でもなければ、瀬戸内海複雑な動きを見せるという。素人判断ながら、結構無茶な使い方をやっていたのだろう。
そもそも論ながら、そんな無茶な運航を認可した国土交通省、遭難事故の三日前にも国土交通省による定期点検があって、衛星電話が使えない状態なのに、携帯電話で代用することを条件に、検査を通過させたというからかなり杜撰だったような気がする。そしてこんな事件が起こると、マスコミ報道や専門家といわれる方達によるバッシングが始まるが、事故の起こる前に襟を正してこその、認可省庁や専門家ではないのか!
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