2019年06月06日

ラマダンが明けた

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昨日はイスラム教の断食月明けハリラヤプアサで、ここシンガポールでは国民の祝日、ただ実際のところモスリム以外の住民にとっては、特段の感慨もなく
「週半ばの休日で助かるなぁ!」
といった具合であろう。一方国民の20%弱といわれるイスラム教徒とっては、我々が正月を迎えて高揚するあの気分と同じようで、マンションのゲートを着飾った家族が何組か出て行くのを見かけた。夕方近くなって、愛犬のアリスと散歩に出かけた時にも、近くのバス停で同じように着飾った家族と出会ったりした。
少し古い話になるが、2010年10月から2012年9月までの2年間私はエジプト・アレキサンドリアに赴任した。エジプトはイスラム教の国で、国民の80%超がイスラム教徒だから、ラマダンの期間は異様な感じであった。例えば日中には町の中のほとんどの喫茶店がゲートを下ろすほどであった。そんな国に住んでいた経験から考えれば、ここシンガポールは特別なことがあるわけでもなく日常のまま、それぞれのお国柄とは言え宗教や宗教観には考えさせられる。
いずれにしてもラマダンは開けた。
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2019年06月05日

地球温暖化と雷活動 3

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エルニーニョの発生は、地球の温暖化の影響は何らかの形で受けるのだろうが、温暖化そのものでないことは当然である。だから一昨日の内容を、短絡的に温暖化と結びつけているわけではない。ただ一方で、温暖化を考える上の一助になるかもしれないと考えたのも事実である。加えてレーダ観測と雷放電の観測が、同一の地域を秒の単位で同時に観測ができるというのは実に有り難く思われた。というのも雷放電そのものは一雷撃一秒か二秒程度、一方地上設置のレーダでなら一度スキャンするのに、フェーズドアレーレーダであったとしても30秒はかかるため、秒単位まで時間を一致させて観測することは、よほど運が良くない限り起こらない。それがこのTRMM,LISではいとも簡単にできているのである。
話がついわき道にそれてしまったようだ。話を本題に戻すなら、雷放電の起こった瞬間の、さらには放電している場所の、積乱雲の立体構造がほとんど全ての雷放電に関して得られているのである。解析を担当してくれたエフリナさんは、そんな雷雲の立体構造と雷放電を一つずつ比較し、
「この間の雷放電数は通常年より多いけれど、それらは雷雲の高く発達しているときに集中している。雲頂の低いときには、雷放電は起こっていない。」
という報告をしてくれたのである。このことはある意味ちょっとした発見なのだが、温暖化が進んで積乱雲がより高く成長するようになると、雷活動もより活発になるという傍証にはなるに違いないなんぞとも考えたりしたのである。
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2019年06月04日

名前の表記

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政治家のセンセイちゅうかお役人様ちゅうか、どっちが言い出したんか知らんけど、日本の国自体が若干右寄りの風が強くなってきたからかなぁ
「日本人の公式の記載は、姓名の順にする。」
と言い出しよった。河野外務大臣が
「これからは、Taro Konoではなく Kono Taro と表記する!」
とかいうてやった。
「今更なんでやねん?」
ちゅう気ぃするなぁ。何でかちゅうとや、わいの住んでるシンガポールでは、正式にはパスポート通りの、Kawasaki Zenichiro やないと、銀行口座も作られへんねんもんなぁ。VISAもKawasaki Zenichiro と記載されてるもんなぁ。早い話、正式には姓・名の順なんや。
まぁ欧米の連中は、First nameで呼び合う習慣あるよって、わいの場合Zenichiro Kawasakiちゅうて自己紹介もするし、名刺にもそう印刷したぁる。そいでも日本人の場合は、姓で呼び合うこと多いもんなぁ。子供の内は名前で呼び合うことも多いけど、日本人の場合はなんちゅうても大人になったら姓で呼ぶのが普通や。それに社会人になったら、役職で呼ぶことも多い。こんなんなんも卑下することない、早い話習慣や。ほんでさっきも書いたように、欧米人との時は、名前で呼び合うようになるけど、硬い話の時は彼らも姓でよびやる。
せやから河野外務大臣が最近言いやったことは、何も新しい事やあらへんねん。
それを鬼の首でも取ったみたいに
「これからは、我々日本人は姓・名の順に表記する。」
なんちゅうてわざわざ宣言して、いったい何なんやろう?
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2019年06月03日

地球温暖化と雷活動 2

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昨日の話を続けよう。
エフリナさんは、バンドン工科大学からの留学生で、最終的には工学博士を取得されて、母校の講師に戻られた才媛で、今でもコンタクトを取り合っている。
そのエフリナさん、データ処理が得意だというので、当時NASA-JAXAの共同プロジェクトとして打ち上げられたTRMM (Tropical Rainfall Measuring Mission)のセンサーの一つLIS (Lightning Imaging Sensor)の解析をお願いしたのであった。
都合のいいことにというべきだろう、1998年から続いたエルニーニョが終わって、通常通りの状態に戻っていたので、
「エルニーニョ時と通常時に比較ができるよ!」
と、解析を進めた次第。
エルニーニョ期は太平洋西部のインドネシア付近は、降水量の減ることが知られており、
「雨がなければ、雷活動にはならない。」
ことから、エルニーニョ期すなわち雷活動低調と予想していたのが、エフリナさん曰く
「エルニーニョの時のほうが、雷活動がかえって活発なんです。何度も見直してみましたが、プログラムには誤りはありません。」
と、頭を抱えながらの報告であった。この爺も一緒になった検討してみたが、解析の手順は正しいようで、
「それならRADARも調べてみよう。」
ということになった。降水の頻度事態、これは予期されたように、平常時に比べエルニーニョ時は、随分と少なくこれまでの知見と矛盾しない。しかしやはりLISの結果と矛盾してしまう。そこでLISとTRMMを併せて詳細に検討してみると、雷放電の活動は積乱雲が非常に高く成長しているときに集中しており、
「エルニーニョ時降水活動は、一般的には低くなるけれど、ごくまれに非常に高高度まで積乱雲の成長することがあり、その際の雷活動は尋常なものではない。」
との結論を導き出せた。早速米国の関連学会誌に投稿させたのは当然である。

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2019年06月02日

地球温暖化と雷活動

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先日、一緒に仕事をしている仲間が急に
「地球温暖化で雷活動がより活発になっているのかなぁ。この辺りは石油会社がおおいし、製油所も落雷の被害には敏感だから。」
切り出してきた。
ちなみに一緒に仕事とは、私がBOLT(Broadband Observation network for Lightning and thunderstorms)と呼んでいる雷活動の監視装置の一部を製作してくれている仲間で、最終的にはBOLTを何としても稼働したいと協力し合っている仲間である。ただこの仲間、技術的なことには興味を示す反面、雷放電物理そのものには、今まであまり興味を示す風ではなかったし、関連する論文を渡しても反応が乏しかったので、技術的な興味で協力してくれているのかと、考えていた。だから冒頭の質問には、本音で驚かされる思いであった。
まぁそんなことならと、まずは新世紀になったころ、エフリナさんの解析したエルニーニョ時と平常時の雷放電活動、降水活動の比較結果を話してみた。それが意外な食いつきで、これなら物になるかな何ぞと、またぞろ元大学人の興味がわいてきた次第である。ちなみに御当人はやはり
「博士の学位を取りたい。」
と仰っていた。
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2019年06月01日

他国のことですが

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大統領の訴追はできないという大原則があり、アメリカ合衆国の特別検察官が辞任した。
この特別検察官、大統領選挙の際のロシア疑惑に関しての花札大統領の関与を、報告書448ページのうち130ページを割いて10件の司法妨害疑惑をまとめてあるそうだ。
「完全に疑いが無いと判断したなら、あんな報告書は作成していない。」
とさえ、仰っているそうだ。
早い話、心象的には容疑者に近い花札大統領を、裁判にかけることができないという理不尽に、俗っぽい言い方ながらけつをまくったということなのだろう。
もっというなら
「阿呆らししゅうて、まじめにやっとれるかい!」
といったところだろう。
それにしてもとつくづく思う。
共和党の候補者として立候補したとき、マスコミ報道はこぞって泡まつ候補とせせら笑うがごときの取り上げ方だった。かくいうこの爺も、
「アメリカ人の良識から、選ばれることはないだろう!」
と、言い切ったことを覚えている。ところがである、予備選挙の中ごろから勢いが加速し、あれよあれよという間に本選挙まで勝ってしまった。
しかしそれに不正があったのなら、選挙そのものは無効だろうに、アメリカ大統領は合衆国の元首、だから訴追はできず、可能性のあるのは議会における弾劾裁判飲みということらしいのである。そしてこのあたりが、選挙で国の指導者を選ぶという制度の難しいところなのだろうと、考えさせられる、水無月朔日である。
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2019年05月31日

豚肉じゃないと思えば?

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「豚肉じゃないと思えば?」
と、モスリムに告げたというインターネット版の記事をよんだ。そして
「モスリムのことを、知らなさ過ぎた!」
という自己反省の分析も記載されていた。
これはとある日本の会社で、同僚にモスリムがいて食事時だろうか、ふと口をついて出た言葉なのだろうと、推測している。確かに、モスリムに豚肉を食べるよう強要するのは、明らかに間違った行動だろうと確信する。豚肉の摂取を禁止する文言が、彼らのコーランにあることも事実で、子供の頃からそのように教えられてきているので、豚肉に対しては乗り越えがたい障壁のあるのは事実だろう。
それでもとこの爺は考える。
豚肉を受け付けないのは、結構精神的なものであろう。実際わが国でも、明治維新の頃には牛肉を食する英米人を見て気持ち悪がったという話を聞く。それとモスリムの豚肉に対する障壁を同一視はできないけれど、一方モスリムの言う豚肉は体に悪いという論理は全くなりたたない。だから彼らも、豚肉に対する偏見を捨てることができたらよいのになぁと、この爺は考えている。というのも、かつてある晩さん会に招待されたモスリムの友人が、何も考えず飲み込んだという話を聞かされたことがあり、
「気持ちは悪かったけど、病気にはならなかった!」
と、付け加えていたから。宗教上のこういった禁忌は、論理的には無意味に違いない。ついでに言うと、ヒンズーの、牛肉だって・・・。
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2019年05月30日

川崎の事件に想う

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またもや痛ましい事件である。
川崎市で通学バスを待つ小学生に切りつけ、二人の犠牲者と多くの負傷者が出た。
犯人自身、自分の首を刺して自死してしまったので、動機等詳しいことは分からない。ただ刃渡り30pもある包丁をいくつも用意していたというから、計画的だったのだろうとの推測はできる。
こんな事件の報道があると、もう20年近く前に起こった、大阪府池田市の教育大学付属小学校の事件をついつい思い出す。朝日新聞天声人語氏も多分同じように考えられたのだろうか、昨日は池田市の事件の追想を取り上げられていた。犠牲になられたお子さんの親御さんの心中、いかばかりならん。
それにしても、無差別殺人、いやはやなんとも多い。我が国はアメリカと違って銃は自由に扱えないから、この種の凶悪事件いささかでも軽めの傾向があるとはいえ、やっぱり起こって欲しくないし、社会としても起こさない社会を目指さねばと思う。何が原因、引き金と専門家の先生方は考えていらっしゃるのだろうが、起こってしまった事件はもう元には戻らない。犠牲者も生き返るわけではない。こんな風に堂々巡りの思案をして、怒りをつのらせる初夏の宵である。
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2019年05月29日

ご近所さんと

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スーパーマーケットで買い物をしていたら、近所の奥方から声をかけられた。
「あらお買い物?この店にはよく来るの?」
この地に住んで6年になるが、この奥方にここで会うのは初めてである。
「ええこの頃よく来ますねぇ?」
と返したら、
「あらそうなの。ところでこの店の野菜は新鮮かしら?」
とおっしゃる。
「おいおい、あんたさんは現地人。わてはここ国では外国人やでぇ。」
と、言いたい気分になったけれど、取りあえずまともに返事した。
「私らがこの国に移り住んで来た頃には、このチェーン店の野菜はあまり良くなかったです。だからめったに来なかったですが、ここ数年取り扱っている野菜の質は、随分と高くなりました。だから近頃は、ここでよく買います。」
すると今度は
「肉はどうなの?」
と続けてきた。
「鶏肉と、豚肉、特に対面売りのコーナーのは質が高いです。ただ対面売りは午後三時までです。」
と、答えら、
「じゃぁ、魚は?」
とおっしゃる。
「魚ははっきりいって、ドライブシックスの、ウエットマーケットの方が新鮮です。」
ここまで話したら、急に小声で
「この店ねぇ、不良品が多かったので、長い間来たことが無かったの。お店もずいぶんきれいになったし、これからは来ようかな?」
と、いやはや能天気ぶりである。
それにしても6年間のこの国の充実ぶり、スーパー・小売業に限らず、目を見張るものがある。勢いのある国ってこんなものだろうか。
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2019年05月28日

化けの皮

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先日、全くの偶然で高名なお方のSNS記事に出くわした。
この爺、本質的に理科系とか文科系とかいう括りで縛ることは本意ではないが、それでもあえて言うなら「理科系」の分野で御高名なお方である。現役を引退され、なおかつ国の機関の要職に就かれているお方、園遊会や桜を観る会にも出られたと聞いている、そして出くわしたSNSには、本名で記事を記載されており、何やら文人を気取った雰囲気で内容であった。
「さすがになぁ!」
と一人感服しながら読み進むうち、
「・・・五月・卯月も終わる。」
と結ばれていたのには、若干いや大いに興ざめ。鼻白むだというべきだろうか?
「なんや、背伸びして書いてはったんかいな。無理せんでええのに!」
というのが実感で、そう考えて読み返すと、何やら薄っぺらい内容に思えてしまった。
話は代わるが、西洋花札大統領の「Reiwa One!」にもしらけさせられた。正しくは「Reiwa the first!」というべきじゃないのかなぁ。いやなに、大相撲の表彰式の「表彰状」の話ですが。
背伸びしても、化けの皮が直ぐ剥がれるという話です。
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posted by zen at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張