2026年01月16日

いじめ

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中学校でのいじめ、その様子を写した画像がSNSで拡散したというニュースを聞いた。文部科学省が都道府県の教育委員会に調査を指示したとも伝えられている。
だが正直なところ、「またか」という感想を抱いた人は少なくないだろう。中学校のいじめ問題は、何十年も前から語られ続けているにもかかわらず、いまだに収束の気配すら見えない。
明日には七十七歳(喜寿)を迎えるこの爺の中学生時代にも、いじめっ子は確実に存在した。ただし、懐古趣味を差し引いても、当時のいじめは今日のそれとは質が違っていたように思う。少なくとも、集団で弱者を追い詰め、その様子を「記録」「拡散」して楽しむほどの陰湿さはなかった。
この爺が気になっているのは、現在のいじめのあり方が、いつから、どのように形作られてきたのかという点である。その一因として、1980年代のテレビ番組の影響を挙げるのは、あながち的外れではあるまい。1970年代、高視聴率を誇る番組に対抗する形で、同時間帯に別のバラエティー番組が1980年代になって登場した。そこでは「弱い者を笑いものにする」こと自体が娯楽として成立していた。罰ゲームと称して熱い湯や氷水に落とす――それを「笑い」として消費する構図である。
私はその番組を一、二度見ただけで、強い嫌悪感を覚えた。人が辱められる様子を、笑って楽しむ神経が理解できなかったからだ。つまり「いじめ」が、明確に娯楽として商品化された瞬間を、私はあの時代に見た気がしている。
もちろん、今日のいじめ問題の原因を、テレビ番組一つに押しつけるのは乱暴であろう。しかし、「いじめを見て笑う」「いじめを共有して楽しむ」という感覚が、社会のどこかで正当化された影響を、完全に否定することもできないはずだ。
いじめ風景がSNSで拡散される現代の状況は、単なる技術の進歩の結果ではない。人を貶める行為を、面白がり、記録し、他者と共有することに躊躇しなくなった社会の延長線上にある――そう考える方が、むしろ自然ではないだろうか?
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2026年01月15日

久米宏さん逝く

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久米宏さんが亡くなったという報。
1980年代に始まったニュースステーション(テレビ朝日、朝日放送で)で、彼がニュース番組の在り方をすっかり変えてしまった、というのが私の理解である。ニュースは公平でなければならないという暗黙の了解もあるけれど、一方では報道は常に権力者(権威者)に対して、批判的であれという考え方もある。私など本音で後者の方が持論に近く、その通りを実践されたのが久米宏さんだったと理解している。それにニュースステーションが始まった頃の民放の「多くの報道番組」は、芸能人ネタやゴシップを中心にすすめていて、バラエティ番組に近かったようにも記憶している。それをすっかり変えてしまったのが、久米さんのニュースステーションであった。
だから私は、あの番組ニュースステーションを、毎夜の楽しみにしていた。
昨日の朝の報道番組で、久米宏さんの特集を組んでいた番組で、あるコメンテーターが、私の持論に近い発言をされていた。今日の政権与党には、そんな報道の在り方に異を唱え、放送局に圧力をかける方がいる。いやはや昭和10年代の、大政翼賛会の如きであると、嘆かわしくも思う。そして久米宏さんの言葉
「私は、民報が好きなんです。なぜなら民報は全て第二次大戦後に生まれており、どの民報も太平洋戦争開始へのミスリードに関係していないから。」
いやはやけだし名言である。合掌
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2026年01月14日

坂の上の雲は

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昨日の続きやで。
「電子立国日本」やった筈やのに、失われた10年、20年、30年を経て日本が落ち目になって、技術力が右肩下がり。おまけにGDPでも、つまり経済的にも中国に抜かれ、ドイツに抜かれ、2025年はインドにも抜かれ、もはや世界5位ちゅうやないか。ほんでなんでこうなったんかちゅうて考えてたら、「末は博士か大臣か?」ちゅううたい文句が今や死語で、博士も大臣もZ世代の若者には興味の対象ちゃうようになったんや。苦労して博士や大臣にならんでも、人生100年時代やから面白おかしう生きれたらそれでええと考える人の方が多なってるんやろ。司馬遼太郎さんやないけどこの天邪鬼爺は、若者やったら「坂の上の雲」を目指して欲しいと期待するんやけどな。今の時代でもそんな若者もおることはおるやろけど、多数派は無駄な努力はせえへんと、皆で群れて当事者にはなりとうないんやろ。ほんでそんな風潮造ってるんが、アメリカ合衆国由来の「人生享楽型」人種ちゃうかと、爺なりの理解や。ぎょうさんで群れて「なんちゃら48」ちゅうグループがいくつもできてるやろ。まぁあういう連中も連中なりの努力はしてると思うけど、昭和前半生まれのわいにしてみたら、なんかちゃうねん。人気が出て皆からちやほやされて、お金もできてええ生活できるけど、さっきも書いたようになんかちゃうねん。やっぱし、額に汗して働く勤勉さが、日本人には良うおおてる。せやけど、「人生楽しまなあかん!」ちゅう文化を、日本人に植え付けたんは、アメリカ合衆国やとわいは、日上かも知れへんけど、考えてるんやで。
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2026年01月13日

額に汗して働く

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今日の話題はやな、めちゃめちゃはすかいに構えて、被害者意識丸出しにして考えた話題やでぇ。それは第二次大戦の後の、驚異的な日本の復興と、ほんでから堕落(?)についてや。今の若い連中は、日本人の勤勉やったことを、認めようとせぇへんけどな、そいでも太平洋戦争で負けて、無条件降伏した国がや、たった20年足らずで世界第二位のGDP達成したんは、それこそ「24時間働けますか?」ちゅうような働き虫やったからやと、この天邪鬼爺は理解してる。確かにアジア大陸の東にあって、ソ連、中国、北朝鮮に眼ぇ光らすのにちょうどええから、アメリカ合衆国が経済的に応援したのも効いてるやろけど、それだけやったら「奇跡の復興」は起こってないと思うで。
で話の核心はここからや。
対共産圏に眼ぇ光らせるのに日本ちゅう国は都合ええけど、せやけど太平洋戦争後の奇跡の復興や、明治維新してたった60年ほどで、世界第三位の海軍国になるちゅう日本は、アメリカ合衆国にしてみたらやっぱし脅威やったんちゃうかな。せやからヤンキーの指導者らはやな、日本人を骨抜きの国民にすること絶えず考えたんちゃうかな。つまりや「額に汗して働く」国民より、エンターテイメントで面白おかしく金儲けできることを志向する国民となる様に、太平洋戦争で無条件降伏させて以降、長い時間かけて悪い意味の意識改革させよったんちゃうかと、この爺は理解してるんや。
何やややこしい話やから、明日もこの話題掘り返してみるけど、「人生享楽型国民」に長い時間かけてしてしまいよったんちゃうかと疑うてるんやけどな。
(この稿続く)
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2026年01月12日

初場所始まる

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昨日から、大相撲初場所が始まった。
しかしようやく幕内に戻ってきた朝乃山、残念ながら黒星スタート。
それにしても大相撲協会の、いや理事長のというべきかも知れない、依怙贔屓ともいえる賞罰問題の犠牲になった朝乃山、応援しているので、是非とも良い成績で、初場所を終えて欲しいと願っている。確かにコロナ騒ぎの最中だったと思うが、ルールを無視しての行動だったので、身から出た錆ともいえるのだろう。とはいえ一年の謹慎は、大関に上がってさらに鍛えて強くなっていたろうに、いかにも厳しかったろう。
私は持論として「依怙贔屓のある組織は衰退する!」と理解しており、かかる意味で同じようなルール違反に注意だけで終わったり、一方では部屋じまいをさせたりと、今の大相撲協会は、依怙贔屓の塊みたいなところがあって、大相撲狂の天邪鬼爺は、残念に思っている。大相撲協会理事長、何か高砂部屋に恨みがあるんか知らんと、不思議でならない。
まぁ愚痴はこれくらいにして、初場所はまだ始まったばかり、ともかく朝乃山頑張れ!
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2026年01月11日

卒業研究発表会

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私が大学四年生で講座配属された教室の博士課程の先輩に、D3キミオさん、D2エイイチさん、D1カズオさん、コウジさん、トシオさんと5人の博士課程先輩がいた。加えて教員にはナガヨシさんがいらっしゃって、四年生4人(トシハル君、コウジ君、オジンに私)に直接指導して下さる方々が6人と、卒研生にとって贅沢なと言おうか、理想的なと言おうか、いずれにしても恵まれた環境であった。そして私を直接指導してくれたのは、D1のカズオさんで、カズオさんが岐阜大に籍を得て出て行かれるまでの三年間お世話になった。昨日は修士一年生の時の顛末を披露しており、今日はさらに一年さかのぼってのエピソードを披露したい。それは、3月の卒業研究発表兼試問会に関してである。当時は模造紙に発表のための図や式を書いての発表で、今日とは随分と趣が異なる。まぁ50年は経っているので、当然と言えば当然ながら・・。
発表会は、学科の教授、助教授の先生方の前で、卒業研究の内容に関して説明するのであった。私は今では76歳の爺ながら、当時は20歳を少し過ぎた、経験もほとんどない青二才であったろう。当然発表にあたって、失敗の無いようにと原稿を書いていたら、カズオさんが「善さんそれを読む気か?そらあかんで。模造紙に書いたぁる内容しか先生方には見えへんねから、発表する側もそれを見ながら説明するのが当然ちやうか!」と厳しい口調。どれを聞いていたコウジさんも「河崎!カズオ君の言う通りや。いったん原稿書いて読む癖つけると、いつまでたっても書かんと発表でけへんようになる。やめぇ!やめぇ!原稿書きは!」とまくしたてた。私も性格上、「それなら。」と言われるままに、模造紙に書いた内容を見て理解しながら、卒業研究の内容を発表した。
実はそれから10年ほど後、マンチェスターのUMISTを訪ねて、これまたノルウェーでの観測についての話をするとき、UMISTのイリングワースさんからも同じような助言を受けた。当時はオーバーヘッドプロジェクターでの発表であったが、スクリーンを見ながら、内容を自分で理解しつつ、イギリス人相手に講演した。カズオさんやコウジさんの助言を思い出しながら・・・。
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posted by zen at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2026年01月10日

ついてくるのは影だけ

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私が修士一年生の時の事であるから,40年も昔の話になる。
結構骨の折れる計算を繰り返し,それでももっともらしい結果が出て,漸く学会発表の目途が立った矢先の事である。
先輩のカズオさんのところに,原稿の下書きを持って行ったら,
「電子通信学会に発表を申し込んでおくから。第一著者は僕やけど,善さんが発表していいから・・・。」
と切り出された。
私は,その言葉に自身の顔の強張るのを感じながら,それでも
「僕が第一著者ではだめですか?」
と言いたい気持ちを飲み込んで,ともかくも
「じゃぁ,原稿下書きを読んで,朱書きしておいてください。」
とだけ頼んで,居室に戻った。余談ながら,あの頃はワープロなんてものはなく,学会の原稿は全て手書きだったのである。
その日の夕刻,カズオさんと同級生のマサトさんが居室にやってきて,私に目配せをした。居室を出ろといった合図である。なんだろうと居室の外に出ると,屋上に行って話そうといった風情。そして屋上でマサトさんは,
「あの後,『善さん,博士課程に進学するんやろう。そんなやったら第一著者にしたれや!』とカズオ君にいうたんやけどなぁ。ただあいつ,『僕は,善さんを博士にするために研究してるんやない。善さん一瞬顔つき変わったけど,なんも言わへんかったし,あのテーマは僕が出したの善さんも判ってる筈や。』言いよんね。」
と,おっしゃった。私は骨折りのお礼を申し上げ,
「カズオさんの言うてはったとおり,テーマの出どころはカズオさんですし。まぁ僕なりの工夫もあるし,これが第一著者の論文やったら,あともう二つちゅう計算もありましたが,・。」
と応えつつ,小さかったころに母からよく聞かされた,ついて来るのは影だけという言葉と,釜茹でになった石川五右衛門は,いよいよ湯が煮えたぎって来たとき,自分の子供を自分の下に敷いたという,逸話を思い出していた。
気障なようだが,あの時カズオさんがすんなり私を第一著者にしていたら,私もここまでこれたかどうか。
確かにあの一瞬は,非常に腹も立ったけれど,今となっては,本音で非情だったカズオさんには感謝している。
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2026年01月09日

タンカー拿捕

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きな臭い話やで。
カリブ海でロシア船籍のタンカーを、アメリカ海兵隊が拿捕したそうや。
それは昨日に聞いてたけど、二隻目も拿捕したちゅうニュース。
まるで第二次世界大戦中やないか。
ロシア船籍のタンカーは、ロシアにベネズエラ産の石油を運んでるんやろ。
ロシアが報復しなかったらええけど、したら戦争始まるかもしれへんで。
ついでに西洋花札のおっさん、気候変動の枠組みの条約から、アメリカ合衆国が抜けるというとる。地球温暖化を食い止めるために、世界中の国が協力せなあかんちゅうてるのに、その枠組み条約から抜ける指示出すちゅうのはなんちゅうこっちゃ。ほんまにけしからん大統領やで。モンロー主義振りかざして、南北アメリカ大陸は、合衆国が支配するちゅうんかいな。時代遅れも甚だしいで。アメリカ合衆国版ヒットラー総統やな、まるで。
しかしや、そもそもこんなおっさんを大統領に選ぶアメリカ人は、やっぱしわい天邪鬼爺には信用でけへんな。
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2026年01月08日

山陰の地震

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一昨日午前、鳥取県や島根県で地震。震度5強という。気象庁の発表では
「この山陰地方では、引き続いてさらに大きな地震のあることが多い。」
そうである。実際一昨日も震度5強と、震度5弱が一時間程の間に起こっている。今回の場合、幸運(?)にも後の地震の方が小さかったようながら。
阪神淡路大震災の起こった31年前、あれ以降「地球は活動期に入った。」と言われており、2003年十勝地震、2004年上越地震、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2018年大阪府北部地震等々、記憶に残っているだけでも、書き始めるときりがない。
共に気象庁の管轄ながら、気象の予報に比べ、地震の予報や予測は現時点では難しい様だ。現時点では過去の地震発生の歴史明らかにし、統計的な観点からの「推測」が幅を利かせている様で、「今後30年以内に、大地震の起こる確率は80%」といった予測を耳にする。厳しい言い方ながら、こんな予測はまぁあまり意味がないというのが、天邪鬼爺の実感である。

話題を替えるが、西洋花札大統領グリーンランドを乗っ取る積もるらしいで!歯止めが無くなって、もうやりたい放題になってきた。プーチンと一緒やんか、やってることが!
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2026年01月07日

七草粥

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正月七日・七草粥
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ
この地シンガポールでは、スーパーで買う以外無理ですなぁ。
最近は日本でも、スーパーで七草粥セットが販売されてるらしいけど・・。

アメリカ合衆国の暴挙、無法、国連安全保障理事会で150以上の国々が、国際法違反と訴えているそうだ。
それは当然だろう。
いかにマドウロベネズエラ大統領が無茶苦茶な元首であろうが、独立国家の内政に他国が武力で訴えてはいけない。
「ならぬものはならぬ」のです。
こんな青臭い理想論で、世界が動きはしないけれど、権力の無いものが理想論を捨てては絶対いけない。
政権のやり方あり方を、常に批判の目で見ることが肝要というのが、天邪鬼爺の人生訓です。

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