シンガポールは、ラマダン明けの休日。
そこで昨日は、家人とシンガポール市内観光バスに乗った。
「移住」してほぼ10年、初めての遊覧バスである。
遊覧とはいえ、市内の主だったところを一時間で回るコースと、古い社寺を一時間で回るコースの二系統。この遊覧バス、乗り降りが自由になっていて、興味が持てそうな場所で降りて見学、次にやって来るバスに乗ってまた移動というルールになっている。つまり先に述べた「一時間」は、乗っていれば出発点に一時間で戻るという仕掛けになっているという意味である。10年にして初めて遊覧バスに乗る気になったのは、先週日本からの「お客」を案内して乗ってみたら、まぁそれなりに楽しかったからで、病気明け半療養中の家人の気分転換にでもと考えた次第。
乗り場は、市内有数の大きさのサンテックシティというモールにあり(コンベンションセンターもあり、かなり大規模な国際会議もできる。実際数年前に愛弟子のYS君がここに国際会議にやってきて、再会を楽しんでいる)、我が家からはバス、MRTを乗り継ぎ小一時間である。それにこの遊覧バス50分毎に出ているので、思い立って出かけても十分に利用できる仕組みとなっている。また団体客の利用が多いので、二三人ならどれにでも乗れる。大いに使い勝手がよろしい。というわけで2時前にバスに乗り込み、4分3周したころ、シンガポール植物園。我々は下車し、軽いランチの後、蘭のコーナーを訪れた。
(この稿続く)

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