2019年12月09日

友を送る

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6年間この地で仲良くして頂いていたご家族が、昨夜遅く慌ただしく帰国されていった。お子さんの教育の都合上急ぎの帰国となったようで、家族ぐるみで仲良くしてもらっていただけに、ぽっかりと穴が開いたような気分である。
もともとの出会いは、マンションのプールだったと思うが、その後エレベーターでも一緒になり、同じ建屋に住んでいながら、お互いに気付かなかったことのうかつさを語り合い、その後しっかりと家族ぐるみのお付き合いとなったのである。いやはやとても一期一会なんぞではなく、下のお子さんなど、我が家の愛犬の相手したさに、何日も続けてお泊りもするほどになっていた。愛犬のアリスも下のお子さんが大好きで、訪ねてくると大喜びなのである。
ともかく帰国の話を聞かされたのは11月も半ばころだった筈で、それから先はあれよあれよと話が進み、昨日の帰国となってしまったのである。
そしていささかまの抜けた翌日談。
御夫君は航空会社のパイロット。家族の優遇制度を利用して空席待ちでの帰国を計画されていたところ、空席がなく今朝になって
「昨夜は乗れませんでした!もう一日滞在します。」
とのメッセージ。一人留守番の予定であった愛犬のアリスは、相手ができて大喜びである。
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2019年12月08日

戦争を知らない子供達 2

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戦争を知らない子供達世代の爺ながら、私には戦争の悲惨さに関する知識がある。
今日はその話題を提供したい。
何度も書いてきているように、私は戦後間もないころの昭和24年(1949年)の生まれである。それも旧家ではないにしろ、田舎のちょっとした名家の跡取り息子である。それも没落した名家だから、いささか始末が悪い。祖父に当たる人が一代で財を成し、何と男性の厄年に他界したのである。その祖父には一男二女があり、第一子の長男は、生まれながらの股関節脱臼で、ひどくないけれど少しびっこだったそうである。そのうえかなりひどい近視だったと聞いている。ともかく祖母は三十台半ばで寡婦となり、たばこ店を営みながら、気丈に一男二女を育てたそうである。ただ祖母が不幸、いや我が家が不幸だったのは、あの太平洋戦争なのだが、判っていただくためには、もう少し書かねばならない。
気丈に一男二女を育てていた祖母のところに、長女の見合い話が舞い込んだという。太平洋戦争が始まっていたとはいえ、びっこぎみのひどい近眼の長男には、徴兵が来るはずもないというのが、身内の期待を込めた理解だったそうで、何といっても丙種合格の「非国民」に近い長男なのである。だから長女の縁談には、親類縁者が皆乗り気で
「妹もいることだし、早く嫁に行くのが家のため!」
と、とんとん拍子で縁談がまとまったそうである。
ところが太平洋戦争が敗色が濃くなってきたころ、ある筈もない赤紙が長男に舞い込み、ビルマに進駐していったのである。そうインパール作戦として知られている、日本軍のおとり作戦で、早い話丙種合格の戦力にならない若者をおとりとする、とんでもない作戦の犠牲となることを強いられたのである。ほどなく戦死広報が届き祖母は「名誉の靖国の母」となったのである。
実は私は、この二女の一人息子で没落した名家の跡取り息子。祖母も、母も心労が重なったからであろう比較的早いうちに鬼籍に入り、一代で財を成した祖父の末裔が私一人。お涙頂戴という気はさらさらないけれど、祖母にしても伯母にしても、靖国神社には決して行かなかったと聞いている。もちろんこの私も、太平洋戦争はやってはならなかった戦争だと信じている。
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2019年12月07日

戦争を知らない子供達

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明日は太平洋戦争開始の日。79年目である。
それにしてもあんな無謀な戦争を良くしたものだと、つくづく思う。
ただ私達が子供の頃は、まだ軍国主義バリバリの年配者もいて
「鬼畜米英」
なんて言葉を教えられたし、
「ゼロ戦は、すごかった!」
とも教えられたものである。
そんな具合だったから、日本人の何割かは本当に戦争に勝てると信じていたんだろう。
かくいう私だって、
「日本軍の方が、強かったんだ。」
と信じていた。神風が吹く筈だったとも信じていた。
それがいつ頃からだろう、多分中学に入ったころからだろうなぁ、少しずつ世界観も変わり
「本当に、馬鹿な戦争をやったものだ。」
と考えるようになった。高校生になった頃には、ある意味まともな歴史認識を持てるようになっていたと自負している。
それでも私は、戦争を知らない子供達世代なのである。
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2019年12月06日

私が嘘をつく筈がない 2

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私こと爺は、戦後から4年を経過した、昭和24年の生まれである。
民主主義国家になったとは言え、私が小学生の頃はまだまだ戦前の雰囲気も残っていて、
「末は博士か大臣か。」
なんぞという言葉は依然として生きていたし、将来の夢を聞かれたら
「総理大臣になりたい。日本で一番偉い人やから。」
と、真剣に答える子供も多かった。
こんな書き出しになったのは、昨日の内容の補いの意味もあってのこと。
早い話、現総理大臣の
「私は総理大臣だから、嘘をつく筈がありません。」
との回答は、
「私は総理大臣だから、私の言うことは真実と理解しなくてはなりません。」
と、翻訳して考えねばならず、さらにはやたらと行う閣議決定は
「閣議決定には、全国民が従うべきなのです。」
との意味が込められているに違いないのである。つまりきわめて幼稚な理解のまま、七光りで代議士になり、はたまた政権与党党首となり総理大臣となってしまったので、民主主義の何たるかの理解は乏しく、
「民主主義は、賛成する者の多い意見が通る。」
と小学校の児童会並みの意識なのだろうと、推察するのである。
だから
「総理大臣たる私に、ヤジを飛ばすのは誠に無礼!」
と真剣に腹を立てているのに違いないのである。そしてその程度の理解しかない方を、指導者に選ばなくてはならない政権与党のお粗末さ、背筋が凍り付く気がしている。さらには、その程度の理解しかない米国大統領と、我が国総理大臣。いやはやお寒い限りです。
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2019年12月05日

私はうそをつく筈がない

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この爺は今の総理大臣に、どうしても好感が持てない。
ついでに言うと、自民党をぶっ壊しときの総理大臣や、維新の会を立ち上げた元市長・元知事も。さらには、今のアメリカ大統領もである。余談ながら、自民党をぶっ壊した総理大臣、今はすっかり変わってしまったと、この爺は評価している。
実はこの四人には共通点がある。
それは、自分が選ばれたのだから、自身の意見が大衆の意見であると、ある意味思い上がっている点である。現総理なんぞ
「私は総理大臣だから、嘘をつく筈がない。」
と仰っているし、
「私は、三権の長である。」
とも仰るし、さらにはことあるたびに「閣議決定」してそれで世間が納得すると考えていらっしゃる。
最初の頃、こういった現総理の態度は、ある意味パーフォーマンスであろうと考えていた。
「総理たる私に、ヤジを飛ばすとは何事だ!」
と、真剣に腹を立てていらっしゃる。そう、総理大臣の言うことは、庶民派はひれ伏して聞くべきで、
「私の言葉は、天の啓示なのである。」
常識的に考えれば、まったくナンセンスな理解なのだが、元総理や元知事・元市長は確信犯だろうからともかくとして、現総理はそう信じていらっしゃるだろうし、その程度のご理解なのであろう。そんなお方を指導者に選ぶ政権政党は、いったいどうしてしまったのだろうか。そうそう、アメリカの現大統領も、おそらく御同様で、このお二人には政治家たる資格は多分ないのだろう。
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2019年12月04日

香港人権民主主義法

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独立国である以上、内政に干渉してはならないのは当然のことである。
その国の国民が人道的に大いなる不利を被っていたとしても、それはその国民自身が考えねばならない問題である。理想論といわれるかもしれないが、少なくとも私はそう信じている。まぁ仲裁役として国連の監視団あたりなら、かろうじて許容できる限度であろうか。
ところが世界の警察を自認しているアメリカ合衆国は、かつてのモンロー主義を忘れてしまったのかのように、すぐにちょっかいを懸ける。確かに香港の現状には由々しきものがあり、中国政府を牽制したい気持ちが分からないでもない。ただ英国からの返還された時以来、一国二制度のひずみは予期されていた。いずれ中国が牙をむくことも当然織り込み済みだった。ただいささか予想がずれたのは、この間に中国が比較的富める国に成長したことで、貧富の格差が大きいとはいえ、香港の経済をまるかじりする必要が無くなった点であろうか。それでも、思想的な統制は中国にとって必要で、香港に対しても同様であろう。
ところがアメリカ合衆国は、「民主主義香港を守る」ための法案を可決した。大統領の署名も執り行われ、いよいよその法律が有効だというが、それなら香港に海兵隊を送るというのだろうか。
くどい様ながら私とて、香港市民を応援しているのは事実であるけれど、精神的にサポートできるのみで、それ以上何もできないのである。
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2019年12月03日

乗り合いバス

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師走も三日である。
この地シンガポールにきて7回目の年末である。
そのシンガポールで、乗り合いバスの車内アナウンスが始まったようだ。そのことに気付いたのは数か月前で、確かこのブログにも書いてお知らせをした。アナウンスに気付いたのは、職場へのバスそれも新車両に限ってで、全路線というわけではないようだ。加えて気付いたときは、限られた区間の停留所だけであったのだが、今朝よくよく聞いてみれば、すべての停留所毎に案内をしているではないか。これには正直驚いた。一体いつ。の間にというのが、本当のところである。
車内での案内は、日本にいたときは当たり前だったのに、この国に来たときは車内の放送なんぞ全くなかったので、いやはや不便の極みであった。とはいえ、停留所の名前を知っていたわけではないので、車内放送があっても役立ったかどうか。そう考えるのには訳がある。
着任一日目の朝は、社長自ら迎えに来てくださった。その日の帰りは同僚とバスで最寄り駅まで戻り、同僚から
「明日朝は一人で来れますか?」
と尋ねられた。調子よくはいと答えたものの、実際翌日にはきっちり停留所を間違ってしまって、なんとひとブロック歩く羽目になってしまったからである。
職場でそのことを同僚に話したら、翌日は親切にも付き合ってくださって、
「河崎さんが下車されたひとブロック先の曲がり角と、実際降りるべき停留所直前の曲がり角の景色、とっても似てるんですよねぇ。ただ根本的に違うのは、ほら波型の屋根がこちらにはあるでしょう。明日からは、あの屋根が見えたら、降りてくださいね。」
と丁寧に教えてくださったのであった。
そのうちどのバスでも、どの路線でも車内案内が始まるんだろうなぁ。
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2019年12月02日

入学試験騒動考2

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博士を育てるのは、本当に骨が折れる。
多くの先生方は、博士課程学生は一人で育つべきもの、と考えていらっしゃるだろうと思う。しかし日本の教育、大学教育の有り方は、欧米とは根本的に違っているので、手をかけないと、博士号はとったけれどハテサテという博士が出来上がる。即ち欧米と違ってリベラルアーツを修得させるような教育ではない。つまりリベラルアーツとは、広い視野を持てるための基礎教育で、博士号をとった時点で一角の研究者になれるようプログラムされているのである。翻って我が国はというなら、博士課程学生は教授や助教授の、体の良い共同研究者で、現実には実験や観測の代理人であることが多い。理論研究なら、先生に代わってのプログラマーなのである。(ただしすべてとは言いません。)だから指導教員の初期の目的を達成できたら、その貢献に対して博士号を頂けるのである。(とまで言いうといいすぎかなぁ?)
我田引水になるが、だから私は当然のことながら、野外観測を学生の皆さん達と一緒に行ったし、観測結果についてはとことん博士課程学生と議論した。ただ議論するだけではなく、観測結果は天からの贈り物。その結果をどう解釈して新しい発見をするかは、教授も助教授もはたまた学生諸君も同じ立場だから、競争なんだよと教え諭しながら、観測結果から何が分かるか、何が見つかるかを話し合ったのである。たとえ私が分かっていたとしても・・・。そんなだからともかく時間がかかったのである。
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2019年12月01日

入学試験騒動考

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センター試験改革のすったもんだの末、多くの国立大学が英語民間試験の導入をやめることにした。ともかく来年の入試では、受験生達はセンター入試の英語科目を受験することになる。個人的にはこの爺は、良い方向に向かったと信じている。とはいえ、この中止決定は問題が顕在化したことによる当面の策で、いずれ民間試験や民間委託試験になっていくんだろう。大学人、いや正確には元大学人としては、悲しいところである。
「我が国の大学教員、高等教育に携わっているという自負心がないのか?」
こういう問いには、
「やるべき業務が多すぎて、時間がない。とても入学試験まで、手が回らない。」
と返ってきそうだし、私も大学人だったからこういった不平・不満は分らないでもない。ただその忙しすぎる膨大な業務は、大学人自身が招いたのも事実である。
気障なようだが、私が大学で教鞭をとっていた時の私自身の思いは
「良い研究をする。そのためには良い弟子を育てる。」
といったところにあり、そのため「セブンイレブン」も辞さなかった。つまり研究室には午前7時ころには行き、午後11時ころまで居ることが多かった。効率が悪いのじゃないかと、問いただされそうだが、大学の事務仕事、学会の事務仕事をそれなりにきちんとこなしていたら、8時間の業務時間が終わってしまう。だから博士課程学生との議論、討論には勢い業務時間外となるし、新しい論文等の調査は早朝にやるしかなく、「セブンイレブン」となるのであった。また学会運営の会議は東京で開催されることが多く、そうなると新幹線の移動ではまる一日かかってしまう。だから出張規定をある程度無視して、伊丹・羽田の航空往復をやっていた。羽田6時発に乗ると研究室には8時過ぎには到着できるので、それから博士課程学生との議論になるのである。そんな時間まで残っているようにと指導したら、今ならパワハラ、アカハラになるかもしれないが、たとえその可能性があったとしても、私なら今でもそうすると信じている。(この稿続く)
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2019年11月30日

また閣議決定!

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霜月もとうとう晦日を迎えた。
そして令和元年もあと一月・師走を残すばかりである。
それにしても、我が国の政治指導者たちのいい加減さ、またまた総理夫人は
「私人である。」
と閣議決定したそうな。
「ほんまに茶番劇は、吉本新喜劇だけにして欲しい。」
と、愚痴ばかりがついてでる。
いや待てよ、吉本新喜劇は現政府が重用してたっけ。
と思案が巡ると、合点がいく。
総理大臣は、吉本新喜劇的手法で、政治を演じていらっしゃるに違いないのである。
まぁ常日頃の言動を見るにつけ、聞くにつけいかにも軽い。
だからタレントとのツーショットで、若者の心を掴むのだろう。
いやはや、人気の取り方は本当に巧みである。
それを認めたとして、果たして政治は軽薄短小で良いのだろうか?
今の若者に、こんな問いかけをすると、まともに答えが返ってくるから、またまた悲しい。
上の疑問は、反語的問いかけで
「いや良くない!」
という答えが返ってくるべきなのである。
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