2018年05月03日

熱帯の夏

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日本は黄金週間ながら、この地シンガポールではそうではない。
確かに、5月1日レイバーデーという国民の祝日はあるものの、他は平常勤務。週が始まってすぐの火曜日に一日の休みがあったおかげで、却って疲れる。それに最近何度も書いている様に、この地の真夏が始まっているから、この爺のような老人にはきつい。
昨日の昼、仲間と近くのホーカーセンターに出かけたおりの日射しのきつさ、半端じゃない。いつものように自動車に乗っけて貰って出かけたら、降りた途端の日射しに仲間が
「これは暑い!」
と音を上げていた。そして午後3時、4時頃には何やら薄暗くなり、あちこちから雷鳴が聞こえていた。
このような気象状況を経験するにつけ、唐突ながら太平洋戦争開戦時この地に進軍して来た兵隊さん達の苦労をついつい思う。かくいう私の伯父もお隣のビルマにやって来て、名誉の戦士をしたのだが、おそらく大変な苦労をしたに違いない。食料のこと、マラリアのこと。とりわけビルマはインパール作戦と称して食料補給の手段が整わぬ形の進軍で、はなから囮作戦だったと聞く。つまり戦死することを前提に徴兵されたわけで、ゼロ戦に乗っていないだけで、「神風特攻」に同じだったのである。大本営は作戦を立て、勝ち戦と宣伝するだけで幹部には身の危険はなく、ほんまにいい加減なものだと腹立たしくなるばかりなのである。そして敗戦が決まると、幹部の身を守るため、証拠の公文書を焼却したと聞く。兵隊さんに苦労を強いて、えらいさんたちはのうのうとと来れば、何やら今の国会のゴタゴタを彷彿とするのは、この爺だけではあるまい。
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2018年05月02日

復活松坂投手

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4月30日、中日ドラゴンズ松坂投手は、6年ぶりの勝利投手となった。あれこれ言う評論家もいるけれど、野球狂としては素直にうれしい。功成り名を遂げた投手だけに、過去の栄光を捨てての一からの復帰は、多くの野球ファンから共感を得ている。この爺の愛弟子の一人・今は名古屋大学に職を得ているDSさんは、大のドラコンズファンで松坂投手の事をフェースブックに揚げていた。試合を見に行っていたようだ。
さてさきに功成り名を遂げたと書いたけれど、松坂投手の名を冠して、同年輩の野球選手を「松坂世代。」と呼ぶのだから、本当に大したものである。その大した選手が、大リーグに行き数年は活躍したけれど、肩や肘を壊して帰国、それでも野球を続けたいと、一兵卒に戻っての中日入団。月並みな言い様ながら「頭が下がる」とはこのことか。
まぁ、いろいろな考え方があるだろう。あれほどの成績を残していた男が、そこまでしてと仰る方もいよう。日本人の潔さといったところ。一方ではボロボロになっても野球をやるというその信念も理解でき、執念深さというと聞こえが悪いけれど。この爺にはどちらの生き様が良いとの判断はできないけれど、爺自身なら後者を選ぶに違いない。
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2018年05月01日

メイデー

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皐月朔日
シンガポールは「レイバーディ」という国民の祭日。
日本では、西洋文化の影響もあってかなメイデーと呼ばれているけれど、祭日でも何でもない、ただ労働組合が主催して各地で集会とデモ行進。この爺が名古屋大学に就職したのが1979年の4月1日付で、一か月後にはメイデーの集会があった。1989 年夏に大阪大学に移動するまで、職場のメイデー集会には必ず参加していたとの記憶がある。名古屋大学に就職とはいっても、研究所はメインのキャンパスから50qほど東の三河豊川市にあり、職員総勢70名前後の小さな組織だっただけに、集会自体の気勢はあまり上がる筈もなかった。本来ならメインキャンパスの集会に駆けつけるべきなのだろうが、何せ遠い。それに
教員はともかく、日常の観測が業務だけに、集会を終えれば午後から職場に復帰してという技官の人が多かっただけに、名古屋キャンパスへの参加は難しかったのだろう。三河地区には豊橋市があり、この街は新幹線の駅もあったくらいだから、メイデーの集会もあった筈で、仲間の何人かは「名古屋大学空電研究所支部職員組合」と染め抜かれた赤い旗をもって参加していたこともあったようだ。何せ私が職を得て以降、この爺の在職中に新しく入ってきた教員、入ってきたと言っても正式には学生から博士課程を終えて教員になった者は一二名であったから、この爺はいつまでたっても最年少グループの一人で、あの頃から少子高齢化社会へ移行していくという予兆はあったのである。そんなだから就職5・6年頃からは、盛んに支部委員長の命を仰せつかることとなって、学長交渉には名古屋大学のメインキャンパスまで出かけたことが今でも記憶に残っている。
メイデーの想い出から話が変な膨らみ方をしてしまったようだ。ちなみにこのシンガポールでは、メイデーの集会はあるのかしらん?
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2018年04月30日

卯月晦日

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卯月晦日。
今朝の天声人語氏、ソフトバンク王会長が、韓国球界から招いた指導者金星根(75歳)さんについて。金さんは在日の韓国人で、高校を終えて社会人野球にと考えたそうながら、在日を理由に断られ韓国の球界に身を投じたとあった。私よりも6歳年長と聞けば、まだまだそんな差別もあった時代である。ちなみに私の高校で仲の良かった同級生にやはり在日韓国人がいて、大学に入った頃から彼の方で彼の方から離れて行った。私自身意識していたわけではないけれど、どこかで差別するような雰囲気があったのかもしれない。
さて金さんのこと。日本生まれ・育ちだけに韓国に渡っても、言葉の壁も相当あったろうとは、想像に難くない。それでも韓国プロ野球の監督として7球団を渡り歩き、通算1000勝、韓国一も3度を数えているそうで、韓国では「野神」と呼ばれる名指導者だそうだ。王会長がそんな金さんを招いたのは、昨年日本一となりさらに高みを目指したいという野球狂の本音なのだろう。実際金さんの言葉として紹介されていたのは
「大リーグヤンキースに勝つチームを作りたい!」
という途方もない夢。
いみじくも大谷選手の所属するエンゼルス、昨日までヤンキースと対戦していた。そんな大谷選手の足首の捻挫の状態を気にしつつ・・。
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2018年04月29日

南北首脳会談

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先日の北朝鮮と韓国両首脳の会談、大きな歴史の転換点になるのだろうか?
マスコミ報道では、今までに北朝鮮の対応に騙されていると懐疑的な意見の有るけれど、それでも総じていうなら歓迎ムードである。それに北の将軍様、思いのほか機知にも富んでいるようで、爺の個人的理解ながら肯定的である。加えて今回の「板門店宣言」は、本当に熟慮の上の産物なのだろうと確信している。
縦えば、「朝鮮半島の非核化!」という条項、米韓日は北の将軍様の国の核放棄しか念頭にないのだろうが、将軍様の本音は
「私の国は捨てるから、駐留米軍も出ていくべき。」
と、きっと譲らないだろうと考える。この種の議論、基本は常に大国の論理に立っての交渉しかなかったけれど、爺の解釈では金親、子、孫の三代をかけてようやく「核保有」という意味で米国と対等に話し合える状態を作り上げ、
「大国の脅しには負けませんよ。対等に話しましょう。」
というのが、今回の性急なまでの雪解けに至った背景だろう。個人的に好きか嫌いかはさておき、北の将軍様の国は長期視野に立っての外交戦略があり、それがようやく今回なのだろう。つまり時代遅れながら、抑止力としての核兵器開発だったに違いない。原理的には核なんぞ抑止力にはならないが、政治家のセンセイ方には、まだまだ抑止力として有効で、叩かれながらも、非難されながらも、親子孫三代の結実。だからもう無駄な兵器開発は辞めて、一日も早い国際社会への復帰をと、爺は祈っている。
「北朝鮮に核開発を止めさせる!」
なんて発言は、あなたには100年早いんですよ、日本の政治家のセンセイ方!
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2018年04月28日

モアイ像

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モアイ像で有名なチリ領のイースター島、なんと我が国の領土になっていたかもしれないといったことが、1930年頃の公文書で明らかになったという。全くもって唐突な話ながら、あの頃チリという国は軍艦を建造するための費用が必要となり、イースター島の売却を当時の列強に持ち掛けていたそうだ。そしてあの頃の列強の一つであった我が国にも、その交渉の有ったことが公文書から明らかになったというのである。公文書とは、かくのごときものであり、それぞれの国にとってその歴史の一部ともなり得るものなのである。
そもそもわが国は公文書を大切にしない国の様で、太平洋戦争の敗戦受諾に呼応して、責任ある立場の人に類が及ばぬように、多くの公文書に火をつけて燃やしてしまったという話も聞いたことがある。そして責任ある立場の人を守るために「公文書を改竄する、隠蔽する」という許し難い行為は、今の世でも平然として行われているのだから、何をかいわんやである。
政権の疑獄を隠すのは、その時は良いかもしれないが、長い目で見て100年後、200年後にこの国考えるとき、残念ながら正当な、今はやりの言葉でいうなら「まっとうな」評価ができない。太平洋戦争だって、現在の首相を筆頭に「歴史修正主義者」が跋扈しているのは困りもの。「誤った戦争」をしてしまったことを、消す必要は何もない。爺が一番気に入らないのは、現総理が一時よくおっしゃる
「歴史の評価は、学者に任せて!」
というあれで、
「歴史を判らない、政治家は必要ないし。国を誤った方向にまた導く!」
可能性がある。またまた唐突ながら、だから南京虐殺や慰安婦を無かった物と葬り去ろうとするのは、やはり間違っている。
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2018年04月27日

万歩計不正

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エレベーターに乗ったら、耳にイヤフォン、片手にスマートフォンの女性が走り込んできた。今時の若者は、シンガポールでも日本でもまぁ似たような格好ですなぁ。
さてその女性に、盛んにスマートフォンを右に左にという風に弄んでいる。弄んでいるわけではないのだろうが、どうしてもそう見える。
となると天邪鬼爺の意地悪の虫が蠢き、つい声をかけることになる。
「失礼ですが、もしかして歩数計を稼ぎたくて、右左としてるの?」
女性は良く聞こえなかったのだろう、イヤフォンを外して何の用だと尋ねて来る。意地悪爺は質問を繰り返す。
「それって、歩数計の歩数稼ぎでしょ?」
その女性悪びれもせず
「そうですよ、それが何か?」
と返してきて、意地悪爺は
「質問にほかの意味はありませんよ。歩いた歩数より、手首の左右に振ったが出るんちゃう思うて。」
と答えた。
ようやくその女性、爺の質問の真意が分かったようで、手首の左右反復を止めたものの、何事もなかったかのような顔つきに戻って、イヤフォンを耳に挿し込んだ。
インチキ歩数稼ぎにはそれなりの意味もあるのだろうから、
「大きなお世話!」
とでも言いたかったのかもしれない。
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2018年04月26日

蝉と素数

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「素数ゼミ」この見出しを見たときは、てっきり「素数についての研究を語るセミナー」でも開講されるのだろうと、勝手に理解して記事をクリックしたら、なんと蝉の話で合った。記事によれば、蝉はなぜか13年毎か17年毎に大発生するという。ここまで読んで
「確か何年か前に、NHKで放送していた内容に、13年周期と17年周期の蝉の大発生を取り上げていたなぁ!」
と思い出した。ご常連様も多分ご存じだと思うが、蝉はその生涯の大部分を土の中で過ごし、成虫となって僅か数日で死んでしまう、何ともはかない昆虫である。ただ大部分を土の中で過ごすこと自体我々人間には「はかない」と思えても、蝉にとっては大きなお世話かも知れない。
さて13年毎もしくは17年毎の大発生に関してである。13と17は奇数であるから、重なることは221年に一回しか無い筈で、だからこれらの周期間の交配の可能性は221年に一度となる筈。これが事実かどうかを調べるために、まさか221年も待つことはできず、互いのDNAを調べ、異種交配の可能性を検証できたというのである。
まぁそんな可能性は専門の方々に任せておいて、興味深いのはやはり素数の周期という不可解な事実。文頭にも書いたように
「なぜ13年毎もしくは17年毎の素数周期なのだろうか?」
そもそも数学者の中には素数研究に生涯を捧げる人も少なく無い様で、魅力ある主題なのだろう。全くの門外漢のこの私だって「素数」には何となく引かれる程だもの。まさか蝉が素数を認識している筈もないのに、現実には「素数周期」が起こっているというから、自然は面白いのである。
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2018年04月25日

Yちゃんへの手紙

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Yちゃん、今朝も薄暗いうちからの登校、本当にお疲れ様です。
私達今日はいつもより少し早く出たので、毎朝出会うおじさんともゲートの近くで会う事が出来ました。バス停にも少し早く着いたのかもしれません。だからその結果として、Yちゃんの乗るバスはなかなか来ませんでした。なんかの理由で遅れていたことも原因かもしれません。いずれにしてもYちゃんは急いで乗り込んでいましたが、バスはいつもより混んでいてなかなか奥まで入っていくことができませんでしたね。だからバスが動き始めてもYちゃんの顔が見えなかったので、爺さんは少し残念でした。ただその時。ふっと思い出したことがあります。少し難しい内容ですが、頑張って読んでみてください。
今から100年近く前に、寺田寅彦という偉い学者がいました。その寺田さんが
「路面電車が遅れてきたときは、その電車はやり過ごして次の電車に乗るのが得策。というのは次の電車ははるかに混雑していないし、目的地への到着もほとんど同時刻になる。」
と教えたというのです。実際Yちゃんが乗った次のバスは本当にがらすきでしたよ。」
この考えはバスだけではなく、ショッピングモールなどのエレベータにも当てはまります。そしてこの考え方は、「待ち行列理論」という現代の学問に繋がるのですが、爺さんの専門ではないので詳しいことは、Yちゃんが大きくなったら自分で研究してください。Yちゃんが判るようになる頃には、この「待ち行列理論」も随分と進んでいるかもしれません。
ちなみにこの分野は100年前にはなかった筈で、それでも寺田寅彦さんは経験的にそんな理論を体得していたに違いありません。
話は変わりますが、大雪や大雨で電車が遅れている場合は全く逆で、まずはやってきた電車に乗って少しでも目的地に近づく行動が必要となります。とはいえこれも「待ち行列理論」の一つの応用例なのですが、ますます難しくなるのでこれでこの話は終わりとします。
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2018年04月24日

ポケベル知ってるか?

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昨朝 朝日新聞・天声人語氏の話題が興味深い。
個人の趣味が高じて作った「てれふぉん博物館」、大阪の住吉にあるらしい。そこには個人で集めた電話機が700台も展示されているという。古くは、明治期の輸入された大仕掛けの電話から、爺世代にとっては懐かしい赤や緑の公衆電話、はてはポケベル、携帯電話、スマートホンと、100年余りの「電話の歴史」が並べられているというのだ。
この爺にとっても、携帯電話はその移り変りの速度には、今更ながらに驚きを禁じ得ない。何せ初めてお目にかかった携帯電話は、バッテリを肩から掛け、電話機そのものも二三キログラムはあったろうか、そして一時間ほども使えば電池が切れてしまうという代物で、それもわずか30年前の事。
「正直これでは使い物にならない!」
の印象が強かったというのに、今や一家に一台どころか、一人で二台も三台もという方までいらっしゃる。さらにその機能たるや、爺が学生時分お世話になった大型計算機の能力を凌駕しており、いわば大型計算機をポケットに入れ通勤、通学する時代。いやはやこの言い様「大型計算機」なんぞといっても、まずは通用する毎とさえ思う。
天声人語氏に戻ればその文頭で、ダイヤル式電話を、若者はもはやその使い方さえ知らないという、笑い話に近い話を紹介していた。だからポケットベルももはや化石になりつつあるような気がしている。
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