2025年10月07日

責任者出て来んか!

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多分、首相になりはるやろうから、
日本で初めての女性首相が誕生することになるんやろな。
せやけど気になるんは、「安倍元総理の路線を引き継ぐ」っちゅうことで、
それが今回の総裁選の勝ちにつながったことやと思える点や。
安倍元総理は「トリクルダウン」なんて言うて、
庶民を煙に巻いたし、長期金利を抑えに抑えて、
その結果、“失われた20年”が“失われた30年”になってもうた、
と、わては理解してるで。
せやから、あの方向をそのまま続けてたら、
日本の国際競争力はますます落ち込むし、
「技術立国」なんて、もう二度と口にできへんようになるんちゃうかと心配してるんや。
とはいえ、岩盤保守層のセンセイ方にしてみたら、
「安倍路線を継承します!」っちゅうひとことで、
“ほんならええやないか”となって、
女性総裁の誕生を後押ししたにちがいないんや。
それからもうひとつ、
わてが心配してるんは――いや、心配したかてしゃあないけどな――
「大陸での虐殺は無かった!」っちゅう発言が、
またどっかで飛び出すんちゃうか、っちゅうことや。
なんせ、あの方々は根っからの歴史修正主義やからな。
まだあるで。
裏金問題も、「みそぎは済んだ」言うて、
何食わぬ顔してるやろ。
これでは、政権政党が変わるわけないんやろな。
みそぎ済んだにやったら、石破さん変える必要なかったんちゃうんか。
まぁ、政治ちゅうのはそんなもんなんやろけど。
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2025年10月06日

マイナンバーカード

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昨日の朝から、貝塚の市役所に出向いたんや。
日曜やのに、市民課だけはやってるっちゅう話やったさかいな。
長いこと続いたシンガポール暮らしも、いよいよ本帰国が近づいてきたんで、役所でいろいろ確認しときたいこともあったし、ええ機会やと思て出かけたんやけど──
期待に反して、ほかの課には職員が一人もおらへんかった。
(この件は正直、けっこうがっかりやったわ。)
せやけどまあ、印鑑証明だけは無事に取れた。
そのときの市民課の担当さんの話が、ちょっとおもろかったんや。
「マイナンバーカードさえあれば、コンビニでも受け取れますし、おまけに100円も安いんですよ。」
「なんで安いん?」て聞いたら、
「マイナンバーカードを広めたいから……。」
とのこと。
なるほど、国を挙げての取り組みっちゅうわけやな。
たしかに、この国は情報セキュリティには甘いとこある。
「個人情報が守れへん」言うて、マイナンバーカードを作らん人が多いんもよう分かる。
それでもわては、便利さのほうに一票入れて、始まった頃からずっと使うてる。
そんな風に思案しながら役所の外に出ようと思うたら、何や大雨になっとるがな。しゃぁないから役所の前にある喫茶店で、アメリカンコーヒ飲みながら雨あがるの待ったんや。
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2025年10月05日

初の女性総理

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昨日、自民党の新しい総裁が高市女史に決まりよった。
ついに自民党初の女性総裁、ちゅうことは、たぶん女性初の総理大臣が誕生するっちゅうこっちゃな。
女性の社会進出がいまだに後進国レベルのこの国で、女のリーダーが選ばれたんは、まぁ素直に喜んでもええニュースやろ。
せやけどやな、岩盤保守層にええ顔しようとする高市女史の姿勢には、どうにも好きになれんのや。
あの人が政界に出てきて、ちょっと頭角を現しはじめた頃は、
「さすが松下政経塾の出身やなぁ!」
と、左寄りのわてでさえ感心したもんや。
ところがや、何期か議員を務めて大臣にもなったあたりから、どことなく“権力の匂い”がしてきた。
言い換えりゃ、権力者に好かれそうな発言や行動が増えてきたちゅう感じやな。
こういうタイプの政治家は、どうもわての性に合わん。
「君子豹変す」ちゅう諺もあるけど、もしそれが“権力を手に入れるための豹変”やったら、信頼はできまへんわ。
爺の直感で言わしてもらうなら、そういう政治家は、たいてい「自分のための政治」をやりよる。
まぁそれでもや、日本が女性の社会的地位で遅れとる国やいう現実を思えば、今回の一歩はそれなりに意味があるやろな。ウーーーン
問題は、その一歩が“女性の時代”に向かう一歩か、“保守の化粧直し”の一歩か、そこやな。
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2025年10月04日

出会い

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今日はな、もう半世紀どころか、それ以上も昔の話や。
いまはすっかり親友になったユウサンと、初めて顔合わせた日やねん。
小学校の給食室で働いてはったユウサンのおばさんが、
「仲ようしたってや!」
て、にこにこしながら紹介してくれはったんや。
ちょうど地区の秋祭りの初日でな、太鼓の音が遠くから聞こえとった。
せやから、この日が十月四日やったいうのを、今でもよう覚えとるわ。
ほんで今日はその記念日や思てな、水間鉄道の終点「水間観音」から歩いて帰ってきたんやけど、
途中から、雨とも言えんような細かいのがぱらついてきよってん。
タクシーは相変わらず一台もおらんし、しゃあないさかい、えいやっと歩き出した。
朝はええ天気で薄日も射してたんや。
NHKの天気予報では「夕方には小雨が」言うとったけど、
その陽射しにすっかり騙されて、傘も持たんと出てしもうた。
ほんまは今年の三月にできたいう喫茶店に寄って、
「コーヒーでも飲んで一息つこか」思てたんやけどな。
まぁ雨のせいでそれもパーや。
せやけど幸い本降りにはならんと、三十分ほど歩いたら家に着いた。
半袖のシャツがちょっとしっとりしたぐらいやったわ。
それでも歩きながら、ふっと思た。
あの秋祭りの日の太鼓の音と、おばさんの「仲ようしたってや!」の声、
あれが、ユウサンとの始まりやったんやなぁ−−てな。
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posted by zen at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2025年10月03日

漸く秋

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日本にいる。
一時帰国ながら、はや10日経った。
あと数日は滞在する予定だ。
6日月曜日には、本当に久しぶりに阪大吹田キャンパスを訪ねる。
しかし、10月の声を聞いて急に秋らしくなってきた。
中学生や高校生だった頃のことを思い出してみるに、10月1日の衣替えの頃は、もっと涼しかったような記憶がある。その日から学生服を着用するのだが、黒い長袖の学生服を着ての登校、暑さは感じなかった。いや彼岸過ぎ頃から、衣替えのその日を待ちかねていたような記憶もある。月並みながら、平均気温も上がっているのだろう。
我が家の周りの稲も、コンバインで半日足らずで綺麗に片付いてしまった。こんな風景も秋の深まりを実感させている。またまた古い記憶を辿れば、我が家の稲刈りは文化の日の頃だった。週末ともなれば、学校から帰って夕方暗くなるまで、その稲刈りを手伝ったものだ。
暗くなった田んぼで後片付けをしながら、おばぁさんは
「善一郎、もう帰って風呂に入っておきなさい。」
と、帰宅を促した。夕闇のあぜ道を家に帰れば、お風呂が沸いていて、汗を流し終わる頃にはおばぁさんが帰って来る。いやはや分刻みの農繁期だったのである。
しかしあの頃はこの時期、もう冬の予感さえさせていたのじゃなかったっけ・・・。
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posted by zen at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2025年10月02日

なぜ広帯域干渉計? 12

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我田引水ながら、これまで何回かに分けて「なぜ広帯域干渉計なのか」という話題を取り上げてきた。
果たして十分に言い尽くせたかどうか、自信があるわけではない。
とはいえ、我々大阪大学グループが開発してきたディジタル干渉計については、胸を張って誇れるものだと今も思っている。
というのも、かつてLMAと呼ばれるVHF波帯の時間差法式による雷活動監視システムの関係者から、
「それは干渉計ではない。理想化された時間差法にすぎない!」
と酷評されたことがあった。
あるいは、アナログ型の干渉法に基づくVHF監視装置を使う研究者からも、同様の批判を受けたことがある。
しかし、私たちの装置は、雷放電活動の諸現象をほぼすべて画像化できる点で、決して見劣りするものではない。
むしろ「研究用としては世界のどの装置にも引けを取らない」と断言できる。
実際、マイケル君はもともとLMA側の博士課程学生だったが、マナブ君とともに広帯域干渉計の実験を重ねるうち、すっかりその魅力に取りつかれ、最終的には「心変わり」してしまったほどである。
つまるところ、「なぜ広帯域干渉計か?」という問いへの答えは、私が名古屋大学・空電研究所で助手だった頃のある教えに行き着く。
「自分の見たいと思う現象に、最も適した技法を考え、世の中にない自分だけの装置を作ることだよ。」
この半世紀近く前の言葉に、私はただ正直に向き合ってきただけのことだ。
最近では、ニューメキシコのグループが “New Mexico Broadband VHF Interferometer” なる名前で論文を発表している。
マナブ君はその話題を耳にするたび、少し不快そうな表情を見せる。
だが私は彼にこう言っている。
「真似されたということは、彼らが負けを認めたということや。誇ってええ。
でもな、ここで満足して止まったらあかん。もっとええもんに仕上げていこう。」

――そう、挑戦はまだ続いているのである。
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posted by zen at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷の研究

甘い話

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今日の午後な、親友のゲーヤンがうちを訪ねて来てくれる予定や。
もう50年、半世紀を越す付き合いやから、もはや家族みたいなもんや。
シンガポールから一時帰国するたびに、うちへ顔出してくれて、何時間でもたわいもない話で笑い合う。甘いもん好きなゲーヤンは、毎回いろんなお菓子を手土産に持って来てくれるんやけど、今回はちょっと先手を打ってみた。
巷で評判の「治一郎」ちゅう甘味処のプリンとバームクーヘンを、高島屋の特設コーナーで見つけて買うてきたんや。難波からの帰りに案内係のお姉さんに尋ねたら、
「治一郎は常設やなくて、今日まで特設コーナーで販売してます」
言われてな、そらチャンスや思うて即決。
その道中、ゲーヤンにSNSで
「治一郎って知っとるか? 評判ええらしいで」
て聞いたら、
「聞いたことはあるけど、食べたことはないです」
との返事。そこで畳みかけるように、
「ちょうど買ってきたけど、来るか?」
と誘うたら、二つ返事で「行きます!」や。
まさに目論見どおりの展開やな。
あと数時間で、三か月ぶりの再会。
さて、どんな甘い話になることやら。
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posted by zen at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2025年10月01日

タミフルよう効くなぁ!

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ここ数日、日本に一時帰国しとるんやけどな、
帰ってきて早々、A型インフルエンザにかかってもうたっちゅう話は、もう書いたわな。
かかりつけのお医者はんからもろたタミフル、今日でちょうど5日分を飲み切る日や。
タミフルのお世話になるんは2008年以来やから、ま、効き目はよう知っとる。
先生がまた念押ししはるんや。
「5日間分出しますから、ちゃんと飲み切ってくださいよ〜!」
――はいはい、17年前とまったく同じセリフや。
どうやら体の中に勝手に住みついたインフルウイルスを、きっちり追い出すには、この5日間が勝負らしい。
ほんでや、2020年に世間をひっくり返したあのコロナウイルス。
あれには、いまだにタミフルみたいな“特効薬”がない。
当時は世界じゅうが右往左往、まるで大正時代のスペイン風邪の再来やったなぁ。
知らんけど
考えてみたら、コロナのほうもしたたかやで。
自分らが生き残るためには、“特効薬”なんて迷惑千万やろな。
最近また新しい名前で流行り出してるらしいけど――
ほんま、あいつらも商売上手や。
人間とウイルスのいたちごっこ、まだ当分終わりそうにないで。
せやけどまあ、こうして茶でも飲みながら、
「また来よったか、あのヤツめ」と笑えるうちは、まだ元気っちゅうことやろな。
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2025年09月30日

なぜ広帯域干渉計? 11

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1997年、中国高原地帯で広帯域干渉計の観測を実施した年のことである。
実はその一年程前に、東京にあるディジタル機器開発会社に「3チャネルもしくは4チャネルで、サンプリング周波数200MHzのA/D変換機」の製作を依頼していた。ところが出発直前になって、「今年の夏には間に合いません!」との詫びの連絡が入ったのである。
そんな事態も想定していた私は、代替機として、それまで使用していた4チャネルのデジタルオシロスコープを記録系として使うことにした。ただ当時――おそらく今でもそうだろうが――この種の電子機器を中国へ輸出するには、通商産業省の「輸出許可」を取得する必要があった。観測出発を目前にしての「製作不可」という報告に、我々というより、正確には私自身が大いに困り果てた。
予定通りA/D変換機が完成していれば、「気象観測用機器」という名目で、日本側も中国側も細かな審査を省いてくれたはずだった。ところがそれが不可能となり、私はやむなく通産省に直接書類を持参し、「急ぎ許可をお願いします。中国での実験にどうしても必要なのです」と担当官に説明した。その際、「気象用測器の出力記録に使う装置です。」とも付け加えたのを覚えている。
その説明が功を奏したのだろうか。翌日には「急ぎ審査しましたので、許可証を取りに来てください」との連絡が入り、二日続けての大阪・東京出張となった。
渡されたA4用紙二枚の許可証には、関係各担当官の押印が合わせて100個近くも並んでいた。
今振り返れば、25年余りを経た今日では考えられないほどの手間であった。ただそれなのに、翌年には中国のチームが全くのデッドコピーをして、「中国型広帯域干渉計観測」を実施すると息巻いていた。つまりここんな経験があったからこそ、私は自前のA/D変換機を設計・製作しようと強く決意するようになったのである。
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2025年09月29日

なぜ広帯域干渉計? 10

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中国高原地帯でのVHF波帯広帯域干渉計の観測で、大きな成果を収めることが出来たと書いた。それはニューメキシコ鉱工科大学のLMA観測結果の中で、それまで定説になっていた雷雲内電荷分布に矛盾すると思える観測結果があり、アリゾナ大学のクライダー教授のグループが
「これは電荷分布位置が正負逆転している。即ち低層に正電荷、高層に負電荷があるに違いない。豪雨末期の雷雲内電荷分布だろう。」
と解釈したのとほぼ同様の観測結果を、我々も得ることが出来た点である。
ただ一方で悔しい思いをしたのが、クライダー教授グループのような解釈ができなかった点である。というのも我々が観測を実施したのは1997年の筈で、LMAの解釈を聞かされたのが確か1999年だったから、実際に観測、解析を実施したトモオ君にそのような解釈を指導できていればという後悔である。
何度かこのブログでも書いているように、LMAは実用的には完成されたそうちである一方、我々の広帯域干渉計は観測結果で科学をするには、大いに誇れる装置であると確信している。例えば1997年当時でもディジタルオシロスコープをAD変換器として用いることで、一フラッシュを2000点で画像化できていたし、今日なら一フラッシュ8000点から10000点で分解できるのだから・・・。それも放電後1秒程度とくれば実用装置としても、見劣りしない筈と考えている。
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