古いブログを読み返してるんや。
2009年2月28日やから、もう一昔半前になるな。
そいでも、まあ面白いで。
昼過ぎにな、上本町六丁目――みんな「上六(うえろく)」言うとるとこ,、に出かけたんや。
難波から千日前を通る経路や。国立文楽劇場を過ぎてちょっと行ったら、そこからが上り坂やねん。
まぁ大阪をよう知らん常連さんには、どこの話かわからんかもしれへんけどな。
上六ちゅうのは上町台地の南のはずれ、難波から見たらちょっと小高い丘の上にある一角や。
その坂を登っとったら、ふっと五十年近うも昔のこと思い出したんや。
うちの小学校の修学旅行は、毎年決まって伊勢神宮と二見が浦。
朝早う貝塚を出て、南海電車で難波まで。
ほんで難波から上六の近鉄特急乗り場まで、歩きやった。
わいら特急に乗ったんか、急行やったんかは覚えてへんけどな。
六年生二クラス、百人ほどがずらっと並んで歩くんやから、二、三十分はかかったやろな。
坂道に差しかかったとき、「いったいいつ駅に着くんやろ?」思て、不安になったんはよう覚えとる。
あの坂、子ども心にはやたら長う感じたわ。
わては母子家庭で育ったさかい、泊まりがけの旅行っちゅうのはその歳になるまで一度もなかったんや。
せやからか、あの修学旅行のことはいまでもよう憶えとる。
次に泊まりで出かけたんは中学の修学旅行、東京行きやったなぁ。
そのへんの話は、これまでのブログでも何度か書いたことあるわ。
あれからいうもん、もう半世紀以上や。
今では近鉄電車が地下で難波まで延びとるから、伊勢へ行くにもあの坂を歩くことはあらへん。千日前から上六までの風景も、そらもう昔とはまるでちゃう。
ほんま、時の流れいうんは重たいもんやな。
聞いた話やと、来月二十日には阪神電車も難波まで延びて、神戸・三宮から奈良まで一本で行けるらしい。
これぞまさに「隔世の感」っちゅうやつやな。
(このブログは、近鉄と阪神が直結された年、2009年の話しやな!)
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